Operating System not found
たった1行表示するだけで、パソコンが動作停止してしまいます。
電源が入っているだけで、それ以上ハードディスク等にもアクセスしません。
これには、動きがやけに遅かったなど前兆がある場合と、
ある日突然発生してしまう場合とがあります。
その違いは、「Operating System not found」が表示されてしまう原因箇所の違いによります。
その場所の違いによって、軽微なトラブルですぐに復旧可能か、かなりの重症でデータの復旧も困難か、
かなり極端に分かれてきます。
「Operating System not found」とは、文字通りOSが見つからなかったというエラー表示です。
OSとは、ほとんどの場合、Windowsのことです。
Windowsがインストールされているのがハードディスクだとすると、
「Windowsがインストールされているハードディスクが見つからなかった」
と、言い換えることもできます。
「Operating System not found」というのは、BIOSによるエラー表示です。
Windows XPだろうが、Vistaだろうが、98だろうが、関係ない話なんです。
「そこまで行けてねーよ」ということです。
「Operating System not found」と表示される原因は、大きく分けて2通りです。
順に、それぞれについて説明していきます。
BIOSの設定が正しくなければ、
起動すべきハードディスクを見つけることができないかもしれません。
でも、BIOS設定は通常、意図的に変えない限りは変わらないものです。
ただし、まれにBIOSが一時的なトラブルを抱えてしまうことがあります。
今まで正常に認識できていたデバイスが、突然認識できなくなったりします。
原因はバッテリーの劣化だったり、雷だったり、
電気的なものが多いとは思いますが、なんとも言えません。
そんなときは、BIOS設定の初期値を読み込ませると、復旧する場合があります。
困ったときは、とりあえずリセットしてみるという。
基本なんですけど、まずはそこから。
それでもダメな場合は、CMOSクリアを試してみます。
CMOSクリアするためのソフトとして、ここでは「CmosPwd」を紹介していますので、
よかったら参考にしてみてください。
モノとして壊れていない限りは、復旧の可能性があります。
ちょっと前までのパソコンでは、フロッピーディスクドライブが標準装備されていたので、
フロッピーが挿しっぱなしの状態でパソコンを起動しても、同様の表示がされることがありました。
これも、BIOSにおいて、
フロッピーディスクドライブの起動優先順位が高かったために発生していた現象だったので、
BIOS設定によるトラブルのひとつと言えるかもしれません。
前述のとおり、「Operating System not found」というのはBIOSレベルの話なので、
ハードディスクの故障であった場合には、重症である可能性が高いです。
というのも、それはハードディスクがBIOSに認識されていないことを意味するからです。
そもそも、ハードディスクがBIOSに認識されていない状況下では、
ソフトを使ってどうこうできるものではないのです。
どうしてもハードディスク内のデータが必要な場合は、
データ復旧業者に依頼したほうがいいかもしれません。
その他ユーザー側で確認すべき点としては、ケーブル類が挙げられます。
コネクタが抜けていたり、ケーブルが断線したりしているのも、
「Operating System not found」が表示される原因になります。