「Dドライブ」がなくなった、と言われて行ってみると、
共用で使っているパソコンのハードディスク内で、パーティションを分けてあった「Dドライブ」が消えたとのこと。
実際に確認してみても、「マイコンピュータ」の中から「Dドライブ」が表示されなくなっていました。

エクスプローラ上では「Dドライブ」がマウントされていないようなので、
Windowsとしてどのように認識しているのか、もうちょっと詳しく調べてみることに。

まず、「ディスクの管理」を起動します。※以下、「Windows 2000」以降が対象です。
「ディスクの管理」の中で、消えてしまった「Dドライブ」に相当するパーティションを確認します。

ドライブレターの割り当て

「正常」表示されていて、ドライブレターが割り当てられていない領域はないでしょうか。
ドライブレターって、(C:)とか(D:)とかのことですね。

ドライブレターが割り当てられていない領域があれば、
その部分を右クリックして、

  1. 「ドライブ文字とパスの変更」を選択
  2. 「追加」
  3. 「ドライブ文字の割り当て」
  4. 「OK」

で任意のドライブレターを割り当てることができます。
それだけで「マイコンピュータ」の中から見えるようになるはずです。

ただし、注意点があります。
リカバリ領域については、変更しないでください

NECや東芝、ソニーといったセットメーカー製パソコンの場合は、
復旧するためのリカバリ領域が、ハードディスク内に設けられていることが多いです。
これらのデータは消えてしまってはまずいので、
メーカー出荷時にドライブレターを割り当てず、わざとユーザーから見えないようにしてあります
そのことをあらかじめ理解しておいてください。

ドライブレターの割り当てができない場合

ちなみに冒頭お話した例では、「ディスク0」の中に「正常」なパーティションではなく、
代わりに「正常(不明なパーティション)がありました・・・
ちょっと厄介。
この場合、ドライブレターは、割り当てること自体ができません

そもそも、「正常(不明なパーティション)」というのは“正常”なのか、という疑問もありますが、
これを含め、「未割り当て」等になってしまった領域を復旧しようとすると、
「ディスクの管理」からでは無理があります。

パーティションとしてはフォーマットし直せば使えるのかもしれませんが、
それでは中のデータが消えてしまいますので、別の方法を考えることにします。

「正常(不明なパーティション)」と表示される原因

「正常(不明なパーティション)」と表示されるのは、
パーティションテーブルに記載されている該当パーティションのファイルシステム識別子が、
Windowsの認識できない形式になっている
ときに発生します。

このパーティションテーブルの値を任意に変更するのは、Windows標準の機能では不可能です。
セクタエディタを使えば編集することもできますが、
表示されるのは数字の羅列なので、それ相応の知識がないと、正しい値に書き換えるのは困難だと思います。

そんな中、パーティションテーブルを修復できる「TestDisk」という便利なソフトがあります。
実際の使い方については、下記ページにまとめてあります。

「TestDisk」の使い方

これも、決して使いやすいソフトではないかもしれませんが、機能的には素晴らしいです。
セクタエディタで編集するよりは、間違いなく簡単で安全性も高いと言えます。

実は、冒頭の例も「TestDisk」によってあっさり復旧しています。